皆さま、こんにちは!
奥山です(^^)
三大栄養素の1つである『脂質』ですが、食事から摂取した脂質はどのような働きをしてくれるのか🧐❓️
脂質の主な働きは、
*エネルギー源として働く
*体温調整
*内臓保護
*細胞膜や神経伝達細胞を作る材料となる
*ホルモンを作る材料となる
*脂溶性ビタミンの吸収を助ける など
脂質は1gで9kcalのエネルギーを生み出すので、効率の良いエネルギー源と言えます👍️✨
また、脳の65%は脂質で出来ており、人間の身体は約60兆個もの細胞で出来ていてその細胞1個1個が細胞膜で覆われているので、油が身体にとても大事だと言うことは分かりますよね🤓💡
脂肪は化学構成によって、
*単純脂質(中性脂肪、ロウ…)
*複合脂質(リン脂質、糖脂質、リポタンパク質…)
*誘導脂質(ステロール類…)
の3種類に分類されます❕
この単純脂質、複合脂質、誘導脂質などの脂質を構成している重要な成分が『脂肪酸』と呼ばれる成分です☝️
脂肪酸は炭素C、水素H、酸素Oの3種類の元素から出来ていて、水素が結合した炭素鎖(アルキル基)の片側にカルボキシル基(COOH)が結合している物質です🧐
鎖状に繋がった炭素の数と結合の状態により分類されていて、構造により栄養素としての身体への働きが違います❕
あーまた難しいですねぇw
*飽和脂肪酸・・・炭素同士の二重結合を持たない脂肪酸
*不飽和脂肪酸・・・炭素同士が二重結合を持つ脂肪酸
『飽和脂肪酸』
*短鎖脂肪酸・・炭素数2~4個(酪酸、カプロン酸…)
*中鎖脂肪酸・・炭素数5~12個(カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸…)
*長鎖脂肪酸・・炭素数13個以上(ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸…)
『不飽和脂肪酸』
*一価不飽和脂肪酸・・・二重結合を1つ持つ不飽和脂肪酸(オレイン酸…)
*多価不飽和脂肪酸・・・二重結合を2つ以上持つ不飽和脂肪
(n-6系列 リノール酸、アラキドン酸…)
(n-3系列 α-リノレン酸、DHA、EPA…)
リノール酸、α-リノレン酸、DHA、EPAは体内で合成出来ず、アラキドン酸は合成量がわずかなのでこの3つは『#必須脂肪酸』と言われていて、食事から摂取する必要がある脂肪酸です☝️💡
何となく耳にした事のあるものも出てきたと思いますが、健康維持の為に
どのような食材から摂取すれば良いのか🤔??
不飽和脂肪酸の中でも、炭素間の二重結合C=Cを境目にして、
水素原子が同じ側にある場合を【シス型二重結合】
反対側にある場合を【トランス型二重結合】と呼びます🧐
これまた難しいですねw
トランス脂肪酸は牛乳や乳製品にも微量に含まれていて、他には植物性油脂を水素添加する過程で多く生成すると言われており、マーガリンやファットスプレッド、ショートニングに多く含まれます❕
またそれらを使用した料理にも含まれると言うことになります🧇🧁🥧🥯🥪
トランス脂肪酸を摂取し過ぎると、血中LDL(悪玉)コレステロールが増え動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まります😨
飽和脂肪酸の種類には『脂』と『油』と呼ぶ言い方があり、
脂は常温で個体で、主に動物性でバターや牛脂、豚脂などがあり、
一方、油は常温で液体で、主に植物性で種子や胚芽、果実から採った油で、魚油のような例外もある☝️
では身体に良い油とは🤔⁉️
・飽和脂肪酸の中でも、中鎖脂肪酸は消化・吸収が早く、エネルギーに変換されやすいので体内に脂肪として蓄積されにくいと言われています✨
ex.ココナッツオイル 、MCTオイル、パーム核油🥥
・不飽和脂肪酸では、
一価不飽和脂肪酸のオレイン酸は血中LDLコレステロールを減少させ、動脈硬化や高血圧予防に効果があると言われています✨
ex.オリーブオイル、アルガンオイル、椿油、アボカドオイル🥑
多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸なので食事から摂取する必要があり、
血液をサラサラにしたりアレルゲン抑制効果のある、#ω3系脂肪酸 の#α-リノレン酸、#DHA、#EPA✨
α-リノレン酸はえごま油、亜麻仁油、しそ油などがあり、DHAやEPAは秋刀魚や鰯、鯖、鯵などの青魚系に多く含まれます🐟️
血圧やコレステロール値、血糖値などを低下させてくれるω6系脂肪酸 のリノール酸、アラキドン酸✨
リノール酸はグレープシードオイル、コーン油、綿実油、大豆油、胡麻油など、アラキドン酸は卵黄や豚レバーに多く含まれています🍇🐷
身体に良いとは言え油に変わりはないので摂取しすぎには注意をして、毎日の料理に使用する油を変えてあげるのも良いですね👍️
人間は食べ物で成り立っています!!
美味しく食べて健康に美しく、毎日を元気に✴️
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